1: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)01:56:14 ID:XDb
彡(^)(^)「せや! トッモと出掛けたろ! 気になってる映画でも一緒に見に行くやで!」


彡(゚)(゚)「さっそくlineで連絡や! 明日の土曜日……映画に……」


『資格の勉強が忙しくて無理、またの機会にして』


彡(ー)(ー)「……………………」


彡(ー)(ー)「土曜日は……家でゴロゴロするンゴ」

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1473440174/

4: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)01:58:35 ID:XDb
いつからだろう

ワイはガキの頃から何も変わっていないと思うようになったのは。


いつからだろう、トッモ達との差を感じ始めたのは

5: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:05:35 ID:XDb
(´・ω・`)「え? 学校辞めるの?」


(*^○^*)「何かこの道は違うって気持ちが強くなって、こういう結論に至ったんだ」


(´・ω・`)「ふーん、何処行くの?」


(*^○^*)「それなんだけど……料理の専門学校に行こうと思うんだ!」


(´・ω・`)「へー、料理ねえ……やってける自信はあるの?」


(*^○^*)「うん、あっちに入ってからすぐに色々学べるように、こっそり資格を取るための勉強を進めてるんだ」


彡(゚)(゚)「…………」


(´・ω・`)「ほへぇ……色々考えてんのな」


(*^○^*)「うん! 学校を変えるからには失敗したくはないからね! 親にも迷惑かけてないし……」


彡(゚)(゚)「………………………」

6: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:12:15 ID:7Ku
高校生くらいやろか

7: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:14:27 ID:XDb
仲が良かった友達のポジハメがこの学校を去ることになった

何でもこの道に不安や疑問を感じたので

料理の専門学校に行くらしい

ワイらが通ってるのはおんJ専門学校、イラストレーター科四年制

イラストレーターになるための勉強をたっぷりと四年間行う学科

ポジハメは絵が上手いという訳ではなかったが、下手でも無かった

そんな中途半端な所が嫌だと前々から言ってはいたが、まさか辞めるとは思わなかった

いつもはワイと原住民、ポジハメの三人で帰っていたが

それがワイと原住民、二人になるんだ……と思うと少し寂しかったが引き留めるわけにもいかず

ワイはただ頑張れとしか言えなかった

8: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:23:56 ID:XDb
(´・ω・`)「いやー、今日から二人だな! ハハハハハ」


彡(゚)(゚)「せやな、少し寂しいやで」


(´・ω・`)「まあ、言うて後2年で卒業だからな……あっという間だとは思うぜ?」


彡(゚)(゚)「せやな~、原住民は学校辞めたいとか思わないんか?」


(´・ω・`)「思うさ、模写の授業とかだるくてだるくて、あー! もう辞めてえ! ってよく思うわー」


彡(^)(^)「は……ハハハハ! ワイもよく思うンゴ! あの先生グチグチとうるさいからなぁ」


(´^ω^`)「ハハハハハ! だよなー!」


原住民は最初こそは絵一本で食ってくことを夢見て入学したはいいものの

在学中にその無謀さと厳しさを知り、今のような感じになった

正直なところ、ワイも原住民と同じような立場なので気楽に話せて心地良い

こんな言い方をするのは何だが、自分と同レベル、またはそれ以下の友達がいると、とても安心するものだ

10: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:31:27 ID:dYl
もうすべてを察した

11: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:38:57 ID:XDb
正直、ワイは二年生になった辺りからイラストレーターになる気などさらさら無かった。

この業界の厳しさ、現実を知ったからである。

なので担任や両親に学校を辞めたいと相談した事もあったが、決まって返ってくる返答が


「やめて、どうするつもり?」


である。

ワイはその質問に沈黙、その様子を見かねて、次に投げ掛けられた言葉が


「学校を続けていれば就職できる」


だった。


就職できる、その言葉だけがワイをこの学校に繋ぎ止めている唯一の理由だった

結果、この学校を続ける事になったのだが………

12: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)02:47:57 ID:XDb
先生は当然、ワイら生徒にイラストレーターになるための実技や講義を受けさせ

イラストレーターになるための心得や、教訓を投げ掛けてくる。

それは当然だ、この学校はイラストレーターになるための学科なのだから。


が、ワイはイラストレーターになる気などさらさらない。


一年の頃は楽しかった講義や実技が、一気に苦痛なものとなったのは言うまでもなかった。

しかし、辞めようにも辞めてどうする? と言う問いかけに、ワイは答えられる気がしなかった。

一時期、ワイは学校を辞めたらしばらくはフリーターで過ごす、と親に言った事もあったが冗談じゃないと怒られ、却下された。

なので、ワイは嫌でもこの学校を続けるしかなかったのである。

15: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:01:22 ID:XDb
そんなこんなで後期に入ってからしばらくした頃……


彡(ー)(ー)「あー、午後の講義だるいンゴねえ」


彡(゚)(゚)「もう昼飯食ったら帰っちまうか、うん……そうするやで」スタスタ


彡(゚)(゚)「原住民は……あー、いたいた」


彡(゚)(゚)「なあ、原住民……午後の講義だるいから一緒に帰らへん? 帰り道カラオケでも……」


(´・ω・`)「ごめん、やきう民……俺、真面目にやることにしたからさ……一緒には帰れねえわ」


彡(゚)(゚)「…………………えっ?」


後期に入ってから原住民は変わった。

講義や実技には真剣に取り組み、分からないことは積極的に先生に質問していた。

あんなに辞めたい辞めたいと言っていた原住民は何処へ行ったのか。

ワイと一緒に先生の愚痴を吐いたり、講義や実技をサボっていた原住民は何処へ行ってしまったのか。

後から聞いたことだが、せっかく高い金を出して専門学校に入ったんだから、もう少し真面目に取り組んでみる事にしたらしい


理由はどうあれ、原住民は変わった。

結果、ワイは一人取り残された。

20: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:08:44 ID:FSl
専門に4年も通うんか。大学行ったほうがマシやんけ

21: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:09:20 ID:XDb
ワイは結局、一人で家に帰ってきた


J( 'ー`)し「あれ、早いのね」


彡(゚)(゚)「今日は学校が午前で終わりだったんや」


J( 'ー`)し「ふーん、ちゃんと手洗ってうがいしなさいよ」スタスタ


彡(゚)(゚)「分かってるやで」


当然、マッマには嘘をつく。

講義をサボって帰ってきたなど言えるわけがない。

担任から電話が来れば一発でアウトなのだが、そんなことは気にしない

とりあえずこの場を速やかに穏便に解決できれば、その場しのぎができればいい

例え電話が来ても、どうせ何とかなる、やきう民はそういう思考の持ち主だった

22: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:18:24 ID:XDb
彡(゚)(゚)「………………………」ゴロン


ベッドに寝転び、黄昏る……ケータイをいじる……ノーパソでネットサーフィンをする……。

そうしてるうちに日は暮れ、夕食の時間に


彡(゚)(゚)「いただきます」モグモグ


食べたらまたベッドに寝転び……

気づいたら風呂が沸いている、入って歯磨きなどをしていたら0時が過ぎる。


つまらない一日だったンゴ


そう思いながら眠りにつく

こんな事がしょっちゅうだった

自分でも駄目だとは思っているが、どーしようもなかった

23: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:30:34 ID:XDb
彡(゚)(゚)「あー……」ムクッ


就職

その言葉のためだけに朝早くに起き、学校で興味もない講義や実技を受け、つまらない話を聞き

帰ったらする事もないので、また適当にネットサーフィンやケータイをいじる。

そうすると夕食……

食べ終わり、黄昏ていると0時が回る


また、貴重な一日が終わってしまった

26: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:34:48 ID:XDb
ワイがこうして時間を無駄に使ってた今日も

ワイのトッモ達は非常に有意義に過ごしたのだろうか

そう考えるとどうにもやるせなくなる

昔はニートの歌とかで笑っていたが、後少しで自分がその笑われる立場になるかもしれない

まさかそんなことになるとはガキの頃は思いもしなかっただろう

現実とは恐ろしいものだ

29: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:40:07 ID:XDb
彡(゚)(゚)「明日は……土曜日……」


ポジハメは土曜日でも料理の勉強をするんやろうか………?

原住民は土曜日でも遅れを取り戻すために絵を描く練習をするんやろうか……

他のトッモ達は……どうするんやろうか……?


皆、有意義な土曜日を……?


彡(゚)(゚)「土曜日、どうしようか悩むンゴね」


彡(゚)(゚)「うーん、何処かに出掛けようか……友達と遊ぼうか……家でゴロゴロしてようか……」


彡(゚)(゚)「とりあえず言えることは……」


彡(゚)(゚)「土曜日は暇やな……」

30: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:49:54 ID:XDb
『資格の勉強が忙しくて無理、またの機会にして』


『テスト近いから勉強しないといけないんだよ、だから無理』


『すまん、遊んでる暇ない』



彡(゚)(゚)「……………………」


彡(゚)(゚)「やっぱり土曜日は、暇やな」


彡(゚)(゚)「いや、日曜日も……その次の日も……次の次の日も……ワイは暇なんやろ」


彡(゚)(゚)「………………………」


彡(゚)(゚)「暇やなあ……」



こうしてワイはまた取り残される。

暇を持て余し、時間を無駄にし

結果、何もせず……また暇な明日を迎える。

32: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:51:18 ID:XDb
彡(゚)(゚)「……………………」



彡(゚)(゚)「今日も暇やなあ」

33: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:52:27 ID:XDb
おわり

バイトくらいせなあかんで

34: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)03:53:24 ID:srt
なんや飽きたか

35: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)09:40:07 ID:VnM
続きが見たい

36: 名無しさん@おーぷん 2016/09/10(土)09:46:24 ID:fsQ
これまじなんか