06ba2ac59e76fe9975893c97609faedd-770x514


1: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)21:50:55 ID:egX
本拠地、神宮球場で迎えたDeNA戦
若手が大量失策、中継ぎも勢いを見せず逆転負けだった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年も96敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年のメジャーリーガー青木は独りベンチで泣いていた
2011で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のヤクルトで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」青木は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、青木ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」青木は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、青木はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにスワローズの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする青木の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「ノリチカ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った青木は目を疑った
「み・・・宮本さん?」  「なんだノリ、居眠りでもしてたのか?」
「ふ・・・福地コーチ?」  「なんだ青木、かってに福地さんを引退させやがって」
「相川さん・・・」  青木は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:青木 2番:田中 3番:川端 4番:バレンティン 5番:畠山 6番:内川 7番:宮本 8番:相川 9番:石川
暫時、唖然としていた青木だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
武内からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する青木、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

2: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)21:52:10 ID:QjB
内川定期

3: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)21:53:00 ID:d5k
この時代の打線ほんとすこ
浩康東出論争が思い出やわ

4: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)22:56:08 ID:0Wy
打線が強すぎる

5: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)23:13:59 ID:7DQ
今のが強くね?

6: 名無しさん@おーぷん 2018/04/21(土)23:30:53 ID:iOZ
打線に関しては今とそんな変わらんやろ、なお投手

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1524315055/