キャプチャ


1: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:41:08 ID:cpr
撤退地、掛川城で迎えた徳川・武田戦
配下の国人衆が大量離反、内政も勢いを見せず惨敗だった
城内に響く兵のため息、どこからか聞こえる「今川は終わりだな」の声
無言で降り始める家臣達の中、今川の当主氏真は独り庭で蹴鞠していた
駿河で手にした栄光、喜び、財宝、そして何より信頼できる家臣団・・・
それを今の今川で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」内川は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、氏真ははっと目覚めた
どうやら遊び疲れて眠ってしまったようだ、早川殿の膝枕の感覚が微睡に引き戻した
「なかなかに 世にも人をも 恨むまじ 時にあはぬを 身の咎にして」氏真は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、氏真はふと気付いた

「あれ・・・?軍勢がいる・・・?」
屋敷から飛び出した氏真が目にしたのは、美濃まで攻め落とさんばかりの大軍団だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように開戦の法螺貝が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする氏真の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「氏真、上洛戦じゃ、早く行くぞ」声の方に振り返った氏真は目を疑った
「せ・・・雪斎様?」  「いかがした若、居眠りでもしてござったのか?」
「と・・・徳川家康?」  「なんだ氏真、かってに元信を改名させやがって」
「父上・・・」  氏真は半分パニックになりながら旗印を見上げた
1番:久野元宗 2番:太原雪斎 3番:松平元信 4番:由比正信 5番:蒲原氏徳 6番:内川聖一 7番:寿桂尼 8番:朝比奈泰朝 9番:今川義元
暫時、唖然としていた氏真だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「任せた・・・任せたんだ!」
北条家から船を用立て、京の都へ全力航行する氏真、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌年、公家と蹴鞠している氏真が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

2: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:42:38 ID:QlQ
まー生き残る事は生き残るしな

3: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:45:42 ID:39u
内川聖一 統率71武勇78知略65政治80忠誠度17

4: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:46:37 ID:kge
>>3
高虎かな?

5: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:47:11 ID:oRe
>>3
武田侵攻に寝返ってそう

6: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:47:18 ID:cpr
内川の武勇はもっと高くてもええと思う

7: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:47:54 ID:tW9
青木宣親←なんかいそう

8: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:49:06 ID:oRe
前田幸長←百万石っぽい

9: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:54:16 ID:34u
寝て遊んでるだけやんけ

10: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:56:18 ID:cpr
>>9
いかんのか?

11: 名無しさん@おーぷん 2018/06/03(日)11:58:23 ID:34u
>>10
ええんやで

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1527993668/