昨年パワフルズを戦力外となった矢部明雄外野手(28)のNPB復帰までのタイムリミットが1週間を切った。

矢部外野手は昨年の交流戦キャットハンズ戦にて3試合全てで相手チームのロッカールームに侵入し、女性選手の下着を泥棒した罪や着替えを盗撮した罪等が発覚。球団から謹慎処分を言い渡された後に戦力外通告となった。
2017年シーズン終了後矢部外野手は「自分の夢を実現させるためにもこのままでは終われないでやんす」と現役続行を表明。12球団合同トライアウトも受験したがどこからもオファーがないまま年越し。

2018年2月からは頑張市の少年野球チームへの入団が決定。現在もチームでは監督兼選手として活躍しており、今季の成績は打率.256 3本塁打 34打点 24盗塁(24盗塁死) と中々の好成績を記録している。

パワフルスポーツの記者はNPB復帰までのタイムリミットが迫った矢部外野手に取材を敢行。すると彼の口からは意外な言葉が発せられた。
矢部「もちろんNPBに復帰したい意思はあるでやんす。でも今のチームでオイラは子供達に色々な事を教えたい気持ちが生まれたでやんす。」とまるで改心したかのコメントを見せた。
しつこく解答を迫った記者に対し矢部は「今は指導者として子供達が色々な物を盗む技術を覚えているのが嬉しいでやんす。」と笑顔がこぼれた矢部の姿を見て記者はこれ以上の取材は無意味と断定し河川敷球場を後にした。

NPB復帰までのタイムリミットはあと僅か。今もなお、どこかの球団は俊足の盗人矢部外野手の復活を望む気持ちはあるにちがいない。我々は矢部の球界復帰ギリギリまで待ち続けていきたい。

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