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1: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:24:19 ID:xE5
村田「…!知らない番号からだ」

大松「俺だぞ」

村田「大松か...一体何の用だよ」

大松「唐揚げにレモンかけておいたぞ」

村田「何をわけのわからない事言ってるんだ...切るぞ」ガチャ

2: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:24:51 ID:xE5
~その日の夜~

村田「今日の夕飯は唐揚げか...ん?レモンがかかってるじゃないか!あれだけレモンは嫌いだと言っていたのに!」

妻「知らないわよそんなの、気づいたらかかっていたの」

村田「まさか...」プルルル...

大松「もしもし」

村田「俺だ、鳥谷だ」

3: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:25:22 ID:xE5
大松「知らない番号からかかってきたと思ったら鳥谷さんか、俺に何か用ですか?」

村田「今すぐ村田に謝罪しろ」

大松「どうしたんすか鳥谷さん、俺が村田さんに何かしましたか?全く身に覚えがないぞ」

村田「お前はとんでもない事をした。俺は全てを知っている」

村田「お前は村田に謝罪した!」

大松「???何を言っているかわからないぞ。村田さんに謝罪したから謝罪しろって...鳥谷さん、頭を冷やしたらどうですか?」

村田「今すぐ村田に謝罪しなければお前に土下座をする!」

大松「なんだって!」

4: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:25:49 ID:xE5
大松「鳥谷さん、本当に頭がおかしくなったんじゃないですか、落ち着いてください」

大松「(...どうしようか、とりあえずここは話を聞いてみるか?」

大松「すみませーん」

村田「なんだその謝り方は!誠意が全くこもってない!それに俺は村田じゃなくて鳥谷だ!」

大松「(やばい、さらに鳥谷さんを怒らせてしまったぞ。

ここは鳥谷さんに告白するしかない!)」

5: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:26:12 ID:xE5
大松「鳥谷さん、ずっとあなたの事が好きだったぞ。妻とは離婚する、付き合ってください」

村田「なっ...いきなり何を言いだすんだ!」

村田「(くそぅ...なんてことだ!俺は鳥谷になりすまして唐揚げにレモンをかけた大松を俺に謝罪しようとさせたがまさかこんな事になるなんて...ここはどう答えるべきだ...)」

村田「大松、結婚だ!」

大松「(なんてことだ!鳥谷さんを落ち着かせるが為に俺は鳥谷さんと結婚する羽目になってしまった!)」

6: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:26:47 ID:xE5
大松「鳥谷さん、村田です...」

村田「!(なんてことだ!こいつ、俺になりすまそうということなのか!もうわけがわかんねえ、どうすりゃいいんだ...)

村田「田所浩二です」

大松「(!?俺が今話しているのは鳥谷さんではなく田所浩二...チームの若手の間でよく話題になるイキスギィ!ってやつか...?)」

大松「もうわけがわからないぞ!あなたの正体を明かすんだ」

7: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:27:24 ID:xE5
村田「金本だ」

大松「(金本さんだって!?何故阪神の監督がこんなわけのわからない事を言っているんだ...いや、あの人は元々わけのわからない人だったか...?」

大松「金本さん、落ち着きましょう、水ですよ!水を飲んで落ち着きましょう!」

8: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:27:54 ID:xE5
村田「⌒(ё)⌒」

大松「?」

村田「?」

大松「?」

大松「(やばい、俺もあっちのペースにのせられてきているぞ、もうここは電話を切るべきだろうか...)」

大松「(やっぱり切らない!)」

大松「金本さん、どうして鳥谷さんや田所さんのなりすましをして俺にわけのわからないことを言うんですか」

村田「実は俺は村田なんだ」

9: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:28:26 ID:xE5
大松「今度こそ本当ですね?確かに村田さんの声ですこれは。話は戻りますが...(ハッ!まさか謝罪しろと言っていたのは俺が村田さんの唐揚げにレモンをかけていた事についてなのか?!)」

大松「すまんな」

村田「引退するわ」

大松「!?村田さん、いいんですか?」

村田「ああ、俺はもう12球団のどこからも必要とされなければ引退すると決めていたんだ」

大松「待ってください、まだ戦力となる村田さんを必要としている球団があるはずですよ!」

村田「その言葉は何度も聞いたよ...もう聞き飽きた。ここが潮時なんだよ」

大松「まだ村田さんの野球選手としての姿を見たい幼い3人の子どもだっているじゃないですか!」

10: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:28:56 ID:xE5
村田「大松。俺が野球選手でいなくたって俺は子ども達の立派なお父さんだ。野球以外の道で家族を支えていくよ。」

大松「村田さん!ヤクルトに来ませんか」

村田「大松、できることなら行きたいんだが、あいにくフロントは必要としていない。宮本ヘッドコーチはいらないと言っていたしそもそも今シーズンの補強は終了しているはずだ。」

大松「違いますよ!愛人です!」

村田「何をわけのわからないことを言っているんだ」

大松「つば九郎の愛人です!」

村田「つば九郎の愛人...?つばみがいるんじゃないのか?」

大松「つばみの中の人は実は今シーズン限りでクビになったんです!新たにつばみの中の人の募集をしていたんですよ!」

村田「なるほど、俺にマスコットとしての人生を歩めと言うんだな?」

11: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:29:25 ID:xE5
村田「嫌だ」

大松「そんな...どうして...」

村田「ふざけるのも大概にしろ大松。誰がマスコット一筋で家族4人を養えるんだ。」

大松「でも、ヤクルト飲み放題ですよ?」

村田「なるほど、そのヤクルトで家族を食わしていけと言うんだな?」

村田「大松、靭帯をくれ」

大松「突然何を言い出すんですか、村田さんは別に靭帯を損傷しているわけじゃないですしそれにヤクルトは靭帯がただでさえ不足しているんですよ?」

村田「俺が培養するんだ」

12: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:29:49 ID:xE5
大松「なるほど、靭帯を培養して損傷した選手に売る。革新的なビジネスアイデアですね。」

村田「そうだろう、だから元手となる為のお前の靭帯が必要なんだ。」

大松「嫌だぞ。第一俺はまだ現役の野球選手です、靭帯を渡したらプレーできないじゃないですか!」

村田「わかってないな、なんでだよ」

大松「だから俺はまだ野球選手で靭帯が必要...まさか村田さん、僕の靭帯をキャンプまでに全て新しく取り替えるというんですか?」

村田「ご名答だ。これでお前も若手と同じ靭帯でプロとしてより長く続けられるんだ。」

大松「薬キメてるんですか」

大松「そんな事できるわけないでしょう。村田さん、ラリってるんでしょう?」

大松「ちゃんちゃらおかしいわ」

13: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:30:18 ID:xE5
村田「信じられないか、俺はプロでの生活の裏でずっと靭帯の研究をしていたんだ。まさにプロ靭帯プレーヤーなんだ。」

大松「唐揚げにレモンかけておいたぞ」

村田「!やっぱりお前だったのか、大松!俺の夕飯のおかずを台無しにしやがって!」

大松「しね!」

村田「なるほど、俺にレモン唐揚げを食べさせてショック死させてやろうという作戦だったようだな。だがそうはいかない!俺は生まれつき研ぎ澄まされた感覚でレモン汁がかかったものを4m先から感知できるんだ!」

大松「警察呼んでおいたぞ」

村田「何を言っているんだ、俺は何も悪いことはしていないぞ?」

14: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:30:43 ID:xE5
妻「いつまで電話しているの!外が大変よ!」

村田「ん?たしかに騒がしいが...」

萬谷警察官「おとなしく出てくるんだ!お前は完全に包囲されている!」

村田「なんだって!どういうことだ!」

大松「ドッキリだゾ」

村田「えっ」

妻・息子・萬谷・鳥谷「ドッキリ大成功!」

村田「どういうことだ...状況がわからない」

鳥谷「内川にやれと言われた」

15: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:31:06 ID:xE5
村田「なに!なぜ男村田らメンバーに入っていないあいつが...」

内川「やあ村田さん、ホークス生え抜きの内川です」

村田「なんだ、抜かした事言いやがって!」

内川「実は年中に去就が決まらなかった村田さんの緊張をほぐすためにこのドッキリを敢行したんです」

村田「実はさっきホークスから電話がきた」

内川「!?なんだって!!!」

村田「打撃投手だそうだ」

内川「実は俺が孫会長に頼んだ」

村田「内川...お前ってやつは...」

16: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:31:50 ID:xE5
村田「だが俺はヤクルト入団だ」

内川「!?」

村田「俺はマスコットとして活躍しつつ、靭帯を売って生計を立てようとしている」

大松「俺の靭帯は提供しないぞ」

内川「村田さん、本気なんですかそれは」

村田「嘘に決まってるだろ」

村田「こんなの成功するわけがないじゃないか」

内川「村田さん、ということはホークスに入団してくれるんですね?」

村田「吉村クビにしてくらたら」

内川「村田さん、正気ですか?村田さんが横浜時代チームメイトとして戦っていた仲間じゃないですか!なんの恨みが...」

17: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:32:17 ID:xE5
村田「俺村田じゃなくて吉村ですよ」(モイモイモイネロ

内川「うひゃあ!村田さんが突然くちゃくちゃになったと思ったらホークスの吉村裕基になってしまった!」

妻「あたしも吉村妻よ」

鳥谷「僕は鳥谷です」

大松「俺は大松」

吉村「俺は内川」(デスデスデスパイネ

内川「俺じゃないか」

妻「あたしは内川妻よ」

鳥谷「僕は帰ります」

大松「俺は大松」

内川「一体俺は一人で何をしていたんだ...?」

18: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:32:42 ID:xE5
大松「唐揚げにレモンかけておいたぞ」

内川「ああ、俺はそっち派だから別にいいよ...」

萬谷警官「あ」

内川「どうしたんですか」

萬谷「村田がビルの屋上にいるんだ」

内川「なんだって!本当だ!村田さーん!」

大松「ビルは5階建てだぞ」

村田「ダメみたいですね...」

内川「いくらプレーヤーでのオファーが来ないからって自殺はいけませんよ!今助けに行きます!」

大松「俺も行くぞ」

妻「あたしは関係ないわね」

萬谷警官「警察に通報しなきゃ」(110

19: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:33:13 ID:xE5
内川「村田さーん!今行きますよ!」

村田「聖一、来るんじゃないb」

内川「なにいってるんですか!止めないわけないじゃないですか!それにその手のサインはなんなんですか!」

村田「フォークのサインだ」

内川「落ちるって意味ですか!村田さん落ち着いてください!」

村田「みゃあ」

内川「猫の鳴き真似なんかやってる場合じゃないでしょう!」

大松「パトカーのサイレンが聞こえるぞ」

萬谷警官「警察官さん!こっちです!」

20: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:33:37 ID:xE5
村田「猫ってのは高いところから落ちても平気なんだよ」

内川「それもそうっすね」

大松「村田は人間だぞ」

内川「そうだった、村田さん!あなたは人間です!落ちたら死んじゃいますよ!」

村田「にゃーん」

内川「まずい!完全に自分を猫だと思っている!」

加登脇警官「どうされましたか」

萬谷警官「村田さんがビルから飛び降りようとしているんです!」

大松「幻覚だぞ」

加登脇警官「なんだ幻覚か」

萬谷警官「じゃあ帰ってもいいですね、帰りましょ」

内川「警官が帰ってしまった!」

村田「じゃあな」

内川「あっ、村田さあああああん!!!」

21: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:34:14 ID:xE5
村田「」(グシャッ

内川「なんてことだ...」

大松「立浪さんがいるぞ」

立浪「大きな声が聞こえたようですが、どうしましたか。君は内川くんじゃないか。」

内川「帰って」

立浪「おや随分冷たいことを言うんですね、そこに倒れているのは人ではないですか?」

大松「違うぞ」

立浪「私の見間違いでしょうか、血を出しているようにも見えますが。」

内川「トマトジュースだから」

立浪「そうですか、それはよかった。」

大松「(早く村田さんを病院に運ばなきゃやばいぞ)」

立浪「村田にとどめだ、パアンパアンパアン!!!」

村田「」チ-ン

内川「ザオリク」(ペレペレペレ

大松「村田さんが復活したぞ」

22: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:34:41 ID:xE5
村田「倉本」

内川「?」

立浪「?」

大松「バレたか」

内川「!?(俺には何が起こっているのかわからない、どういうことなんだ!)」

ラミレス「水ですね」

内川「ラミレスさん!?(日本語しゃべれたのか...)」

村田「また屋上に行こうっと」

内川「ああなんてことだ!せっかく復活させたのに!」

立浪「山田やぞ」(ギルギルギルメット

ラミレス「ナンテコトダ!タツナミサンガヤマダヒロキニナッテシマッタ!」

大松「唐揚げにマスタードかけておいたぞ」

内川「なにいってるんだ、レモン唐揚げは僕が全部食べちゃったじゃないか」

23: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:35:13 ID:xE5
山田大樹「ヤクルトで来年やらせてもらいます」

大松「よろしくだぞ」

ラミレス「アア、ムラタガオクジョウニイッテシマッタ!」

村田「雇ってくれないなら死のう」

内川「なんてことだ!MPも少ないというのに!」

ラミレス「高田GM!?」

高田「こんばんは」

内川「高田さん!実はかくかくしかじかで...」

高田「それは大変だね」

ラミレス「ウチデムラタヲヤトッテモラエマセンカ」

山田大樹「チーム違いますが僕からもお願いします」

高田「来季の開幕スタメンは三番内川四番村田五番吉村でやることが決まった」

24: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:35:44 ID:xE5
内川「えっ」

ラミレス「カントクハワタシナンデスガ...」

村田「本当ですか!契約してくださるんですね!」

高田「ああ」

村田「やった...やったぞ!」

山田「おめでとうございます」

大松「おめでとう」

ラミレス「ヨロシク」

高田「内川と吉村はうちからメキシコリーグスタメン確約チケット、後藤を出して獲得するぞ」

ラミレス「イマスグトレードヨウセイデスネ」

25: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:36:22 ID:xE5
~数日後~

トレード成功!吉村と内川と村田は横浜へ入団
そして今年の横浜の順位は6位
シーズン最終戦試合終了後ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院で静かに息を引きとった

大松「終わりだぞ」


本拠地、横浜スタジアムで迎えた中日戦
先発今永が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、今年トレードで横浜に入団した内川は独りベンチで泣いていた
ホークスで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今の横浜で得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」
内川は悔し涙を流し続けた

27: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:37:00 ID:xE5
どれくらい経ったろうか、内川ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」内川は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、内川はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した内川が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにホークスの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする内川の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「セイイチ、練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った内川は目を疑った
「わ・・・和田さん?」  「ナンダアゴ、イネムリデモシテタノカ?」
「モ・・・モイネロ?今季で退団するんじゃ...」  「なんだ内川、かってにモイネロを退団させやがって」
「工藤監督・・・」  内川は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:明石 2番:今宮 3番:柳田 4番:内川 5番:デスパイネ 6番:中村晃 7番:松田 8番:上林 9番:甲斐
暫時、唖然としていた内川だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
川島からグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する内川、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている内川が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った

28: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:37:29 ID:xE5
no title

29: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:37:58 ID:xE5

30: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:39:44 ID:WsD
今年の安価スレ最高傑作の一つやね

31: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)11:40:24 ID:AuG
草生えるW

32: 名無しさん@おーぷん 2018/09/28(金)12:46:43 ID:7x4
頭爆発しそうになる

36: 名無しさん@おーぷん 2018/09/29(土)10:08:09 ID:x3B
神定期

引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1538101459/